近藤武兵衛顕彰碑

更新日:2021年03月31日

文字が彫られた顕彰碑と、後ろに写る木々の写真
近藤武兵衛顕彰碑について

名称

近藤武兵衛顕彰碑

所在地

男鹿市船川港金川字金川76(八幡神社)

種別

有形文化財(歴史資料)

指定年月日

平成10年3月17日 市指定文化財

 この碑は男鹿ハタハタ漁の功労者である近藤武兵衛(こんどうぶへい)の12回忌となる天保12年(1841年)に金川村の村民一同によって八幡神社境内に建立されたものです。天明年間、ハタハタ漁は特定の網主による地引き網漁のみが藩公認でした。しかし、天明の飢饉(ききん)をきっかけに、金川村の肝煎(きもいり)だった武兵衛は、飢饉で困っている村を救うため、手操網の自由化を藩に直訴し、入牢処分を受けました。武兵衛死後も村民の声は高まり、天保6年(1835年)に藩はついに永久自由化としました。この碑は男鹿半島の漁業の歴史にとって貴重な資料となっています。

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