双六の船絵馬5枚

更新日:2021年03月31日

水平線から半分昇った太陽、大きな帆を立て風を受けて海を進む弁財船の絵の写真
双六の船絵馬5枚ついて

名称

双六の船絵馬 5枚

所在地

男鹿市船川港双六(双六町内会)

種別

民俗文化財(有形民俗文化財)

指定年月日

平成21年3月23日 市指定文化財

大きな帆を立てて風を受けて海を進む2艘の弁財船の絵の写真

 船絵馬とは船主や船頭が神社や寺院に海上安全を祈願して奉納したものをいいます。双六地区のものは、明治10年代から明治20年代にかけて双六の神明社に奉納されたものです。当時の弁財船(べざいせん)(北前船)が正面や横から見た姿で描かれています。
これらの船絵馬には船名や奉納者の氏名などが記されています。詳しいことは不明ですが、北海道への商い船や漁船の船主が奉納した可能性が高いと考えられます。
当市に完全な形で残る船絵馬は、双六地区のこの5点しか確認されておりません。当時の操船技術に加え、明治20年前後の男鹿と北海道との繋がりや、漁業の歴史、暮らしぶりを知る上で大変貴重な資料です。

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