史跡脇本城跡出土遺物

更新日:2021年03月31日

9点の陶器の欠片の写真
左:まるい小皿、右:薄い黄色がかった白の土器の欠片の写真
上部は三角形、下部は先端がとがっており表面に文字が書かれている木の棒の写真
史跡脇本城跡出土遺物について

名称

史跡脇本城跡出土遺物 (しせきわきもとじょうあとしゅつどいぶつ)

所在地

男鹿市船川港船川字泉台66-1

指定年月日

平成30年3月14日

 史跡脇本城跡は 、これまでの調査によって5,000点以上の遺物が出土しています。うち、指定となった出土遺物970点は、平成25年に刊行した総括報告書に掲載され、中世城館である脇本城の特徴を示す、中世から近世初頭の生産年代のものです。

 これらの出土遺物は、脇本城が中世秋田の中央部から北部を支配し、蝦夷ガ島をも統括した秋田安東氏の拠点として整備され、秋田地域における主要城館であったこと、そして、日本海を媒介とした広域流通の拠点としての機能をも併せもつ城であったことをも示しています。

 人々の暮らしを今に伝える他、当時の経済活動を具体的に証明する資料ともなっており学術的価値が高いものです。

 陶磁器(544点)・金属製品(115点)・木製品(201点)

 石製品(42点)・土製品(36点)・骨製品(1点)・土器(31点)  計970点

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秋田県男鹿市船川港船川字泉台66-1
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