男鹿市帯状疱疹予防接種費用の助成について
帯状疱疹の発症と重症化及び後遺症を予防するため、帯状疱疹予防接種費用の一部を助成します。
帯状疱疹とは
帯状疱疹は、体内の水痘・帯状疱疹ウイルスが活動を再開することで発症します。
普段は体の免疫力によってウイルスの活動が抑えられているため発症することはありませんが、加齢や疲労、ストレスなどによって免疫機能が低下するとウイルスは再び活動、増殖し始めます。そして、ウイルスは神経の流れに沿って神経節から皮膚へと移動し、帯状に痛みや発疹が出る帯状疱疹を発症します。
帯状疱疹の治療は、原因となっているウイルスを抑える抗ウイルス薬と、痛みに対する痛み止めが中心となります。
帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹ワクチンは、帯状疱疹の発症を予防することができます。
名称 |
乾燥弱毒生水痘ワクチン 「ビケン」 |
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン 「シングリックス」 |
ワクチンの種類 |
生ワクチン | 組換えワクチン |
接種方法 |
皮下注射 | 筋肉内注射 |
接種回数 |
1回 |
2回 (1回目から2か月後に2回目を接種) |
効果の持続期間 |
約5年 | 約10年以上 |
副反応 |
接種部位の発赤・腫脹・疼痛等 |
接種部位の疼痛、胃腸症状、頭痛、筋肉痛、倦怠感、発熱、悪寒等 |
令和7年4月から高齢者の帯状疱疹ワクチン定期接種が始まります。
令和7年度に実施する助成制度は2種類あります。
(1)高齢者帯状疱疹予防接種(国の制度に基づく定期接種)
(2)男鹿市帯状疱疹予防接種費用補助事業(任意接種)
(1)高齢者帯状疱疹予防接種(国の制度に基づく定期接種)
1.対象者
接種当日に男鹿市に住所登録がされている(1)または(2)のいずれかに該当する者
(1)令和7年度内に、65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳以上の年齢に到達する者
(2)接種日に60歳以上65歳未満で、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する者
対象者には、市から「個別通知はがき」を送付します。
ただし、これまでに男鹿市の費用補助事業を利用した場合は、定期接種の対象外となります。
年齢 | 生年月日 |
65歳 | 昭和35年4月2日生~昭和36年4月1日生 |
70歳 | 昭和30年4月2日生~昭和31年4月1日生 |
75歳 | 昭和25年4月2日生~昭和26年4月1日生 |
80歳 | 昭和20年4月2日生~昭和21年4月1日生 |
85歳 | 昭和15年4月2日生~昭和16年4月1日生 |
90歳 | 昭和10年4月2日生~昭和11年4月1日生 |
95歳 | 昭和 5年4月2日生~昭和 6年4月1日生 |
100歳以上 | 大正15年4月1日生以前 |
2.助成金額と回数
・生ワクチン
助成金額:1回5,000円 助成回数:生涯1回
・組換えワクチン
助成金額:1回10,000円 助成回数:生涯2回
※生活保護の方は、接種費用全額を助成します。
3.接種期間
令和7年4月1日~令和8年3月31日
4.接種できる医療機関
秋田県内の医療機関
※男鹿市内の医療機関はこちら⇒男鹿市内実施医療機関一覧表(PDFファイル:117.5KB)
接種時は、マイナ保険証または資格確認書、お薬手帳、接種費用(自己負担分)を持参し、受診してください。
生活保護の方は、生活保護受給者証をご持参ください。
医療機関の窓口で、接種料金から助成金額を引いた費用をお支払いください。
(2)男鹿市帯状疱疹予防接種費用補助事業(任意接種)
1.対象者
接種当日に男鹿市に住所登録がされている(1)または(2)いずれかに該当する者
(1)50歳以上の者
(2)18歳以上50歳未満で、帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる次の者
・疾病又は治療により免疫不全である者、免疫機能が低下した者又は免疫機能が低下する可能性がある者
・上記以外で、医師により接種が必要と認められた者
ただし、これまでに男鹿市の費用補助事業を利用した場合、定期接種の対象年齢となる場合は対象外となります。
2.助成金額と回数
・生ワクチン
助成金額:1回5,000円 助成回数:生涯1回
・組換えワクチン
助成金額:1回10,000円 助成回数:生涯2回
※生活保護の方は、接種費用全額を助成します。
3.接種期間
令和7年4月1日~令和8年3月31日
4.接種できる医療機関
男鹿市内の実施医療機関⇒男鹿市内実施医療機関一覧表(PDFファイル:117.5KB)
接種時は、マイナ保険証または資格確認書、お薬手帳、接種費用(自己負担分)を持参し、受診してください。
生活保護の方は、生活保護受給者証をご持参ください。
医療機関の窓口で、接種料金から助成金額を引いた費用をお支払いください。
5.助成金額の償還払いについて
服薬治療中の疾患又は障害があるため、男鹿市外のかかりつけ医の医療機関で接種する必要がある方は、一旦接種費用を自己負担しますが、その後、男鹿市(子育て健康課)への申請により、接種費用のうち助成金額分を償還払いします。
▼申請方法▼
申請書に必要事項を記入し、必要書類を添えて、男鹿市(子育て健康課)へ提出してください。
・男鹿市帯状疱疹予防接種費用助成金交付申請書兼請求書(様式第1号)
・添付書類
1.申請者の氏名、住所及び生年月日が確認できる書類の写し
※申請者と被接種者が異なる場合は双方のもの
2.振込希望先金融機関の通帳又はキャッシュカードの写し
3.接種費用の支払を証明する書類(領収書等)
4.接種記録が確認できる書類(予診票の写し等)
▼申請期限▼
・接種した日の属する年度の末日(3月31日)まで
更新日:2025年04月01日