麻しん(はしか)に注意しましょう!

更新日:2024年03月19日

市民のみなさまへ

今般、海外において麻しんの流行が報告されており、特にヨーロッパ地域における症例報告数は前年度の30倍以上に急増し、入院を要する重症例や死亡例も確認されています。
また、訪日外客数が多い地域である東南アジア地域についても、世界的に麻しんの症例報告数が多い地域の一つとなっています。

「麻しん(はしか)」の感染事例が報告されています!(厚生労働省 令和5年8月4日)(PDFファイル:593.2KB)

麻しん(はしか)はワクチン接種が予防に有効です!(厚生労働省)(PDFファイル:126.5KB)

「麻しん(はしか)」は世界で流行している感染症です。(厚生労働省 令和6年3月8日)(PDFファイル:651.7KB)

麻しん(はしか)とは

麻しんウイルスによる感染症です。

感染力が非常に強いことが特徴で、発病者と同じ部屋にいるだけで感染することがあります。

肺炎や脳炎などの合併症を引き起こすこともあり、重度の後遺症を残したり、非常に重篤となる場合には死に至ることもあります。

1.感染経路:空気感染
2.潜伏期間:約10日
3.感染可能期間:発病1~2日前(発疹出現の3~5日前)から発疹出現後4~5日後
4.症状初期症状は発熱、咳、鼻水などかぜと似ており、高熱と全身へ広がる発疹が特徴的です。(予防接種を1度だけ受けた人などの中には、免疫が不完全な方もいます。そのような方が感染した場合、典型的な麻しんとは異なる症状となることがあります。)
 

予防について

●麻しんを予防する有効な手段はワクチンの接種です。

1歳児と、5~6歳児(就学前年度)は、国が特に定めた定期予防接種の対象者です。対象期間内に接種した場合は、無料となります。対象年齢になったお子さまは、なるべく早く接種を済ませましょう。

●手洗いうがいなどの基本的な感染対策を心がけましょう。

 

感染が疑われる場合

●麻しんの感染が疑われる場合は、受診前に必ず医療機関に電話し、医療機関の指示に従って受診してください。

 

この記事に関するお問い合わせ先

健康推進課 感染症対策班
電話番号:0185-24-3400
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秋田県男鹿市船川港船川字泉台66-1
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