【地域おこし協力隊】令和7年10月から任用の地域おこし協力隊を募集します


地域おこし協力隊として男鹿市で働いてみませんか?
男鹿市のご紹介
男鹿市は、秋田県沿岸部のほぼ中央、日本海に突き出た男鹿半島の大部分を占める人口約23,000人の市です。三方が海に開かれていることから種類豊富な海の幸と、内陸部では名産の男鹿梨や若美メロン、稲作などの農業も盛んで、豊かな食の恵みが魅力です。
青い海と緑の山々、そして湖と変化に富んだ美しい自然景観は、男鹿国定公園の指定を受け、さらには7,000万年前からの日本列島や男鹿半島の成り立ちを知ることができる地質遺産が多く残っていることから、東部に隣接する大潟村と合わせて「男鹿半島・大潟ジオパーク」として日本ジオパークにも認定されています。
また、ここ男鹿半島で古来から受け継がれている民俗行事「男鹿のナマハゲ」は、全国10行事からなる「来訪神:仮面・仮装の神々」の一つとして、ユネスコ無形文化遺産に登録されており、市民にとっての大切なアイデンティティでもあります。
これらの豊富な資源を有するほか、夏には「男鹿ナマハゲロックフェスティバル」や「男鹿日本海花火」、冬には「なまはげ柴灯(せど)まつり」といった大規模イベントも開催されており、男鹿市は秋田県を代表する観光地となっています。

男鹿の自慢の景観

男鹿を彩るイベント
地域おこし協力隊募集の背景
秋田県は全国でも少子高齢化が進展しており、中でも男鹿市はその動きが特に顕著な地域の一つです。
これまで地域で行われてきた行事やイベントなども、人口減少や高齢化のため継続していくことが困難になってきており、住民同士が集まる機会の減少に伴って、地域活力が低下している(地域の元気がなくなってきている)という課題に直面しています。
これまでも男鹿市では、地域コミュニティの活性化や存続のため、地域の支所やコミュニティセンターを通じて町内会など地域の団体へ支援を行うととももに、集落支援員・地域おこし協力隊らと連携し、コミュニティイベントの企画や地域行事へのお手伝いを通して、住民同士の触れ合いの機会の増加や地域の活性化に取り組んできました。また、近年増加している地方移住に対しても、支援制度の拡充や、情報発信に力を入れており、少しずつですがその成果も出てきているところです。
また、最近では民間企業と連携した新たなまちづくりの動きに合わせて、男鹿市への移住者や、積極的に地域と関わってくれる若い世代も増えています。
こういった動きをさらに後押しするため、今回男鹿市では、「地域活性化のための交流イベントの企画・開催」と「移住定住促進」を主な業務とする地域おこし協力隊をそれぞれ募集します。
活動内容
地域おこし協力隊の活動として、あなたにお願いしたいことは次の2つのどちらかです。
1. 地域交流イベントの企画・開催
ご近所さん同士や、地域の外の人との交流を通じて地域住民やコミュニティを元気にすることを目的に、「町内会や集落支援員らと連携し、地域交流イベントの企画及び開催や、地域行事の継続に向けたお手伝い」をしてもらいます。
- 地域住民が笑顔になれるようなイベントの企画及び開催
- 地域の行事やイベントがこれからも継続していくためのお手伝い
- 市職員と一緒に、主に東京圏等で開催される移住・交流イベントでのPR活動
- SNSを活用して自身の活動内容や地域の魅力の発信(動画編集スキルがあればなおよし)
例えば次のような地域の行事や体験を取り入れたイベント企画もおもしろいと思います。
- 田植えや稲刈り、果樹・野菜収穫などの農業体験
- 地域の食文化体験
- トレッキング、釣り、スキューバダイビング、パラグライダーなどのアウトドア体験
- 大晦日のナマハゲ行事への参加や準備作業のお手伝い
- 寒風山山焼き体験
2. 移住定住促進
男鹿市への移住定住促進を目的として、「男鹿市の魅力的なヒト・コト・モノを広く発信し、移住定住に向けたきめ細かいサポート」を行っていただきます。
- SNSを活用して自身の活動内容や男鹿暮らしの魅力の発信(動画編集スキルがあればなおよし)
- 市職員と一緒に、主に東京圏等で開催される移住・交流イベントでのPR活動
- 移住を検討している方への相談等サポート
- 移住体験住宅の運営サポート
- 移住者同士の交流会等の企画やコミュニティづくりのサポート
これらの業務のためには日々の活動の中で、次のようなアクションも大切です。
- 支所や各コミュニティセンターとの関係構築
- 地域住民との日々の積極的なコミュニケーションを通じた情報収集
- 町内会長など地域のキーマンとの繋がりづくりや仲間集め
大切なのは「やってみたい」の気持ち
男鹿市は9つのエリアに分かれており、それぞれに特色があります。
市役所と支所がある船川と若美エリアを除いた7つのエリアには、コミュニティセンターが設置されており、そこに配置されている集落支援員や、先輩の地域おこし協力隊があなたにとっての最初の仲間になります。
地域おこし協力隊としてのスタート時は、分からなかいことだらけで不安かと思いますが、こういった仲間たちや、市の担当者が地域との繋がりづくりや日々の生活に対する相談まで、あなたの「協力隊としての最初の一歩」をサポートします!

男鹿市9つのエリア
こんな方にオススメ
- 自分からあいさつや声がけができ、明るくポジティブな方
- 老若男女問わずいろんな人との会話を楽しめる方
- 地域の課題を一緒に考え、地道に取り組める方
- 地域の魅力や情報を広く発信してみたい方
- 「できること」より「やってみたい」気持ちを大切にできる方
- 伝統文化や地域の行事に興味のある方
- 地域の文化やルールを尊重できる方
- 不便さも含めて田舎暮らしを楽しんでみたい方
活動プログラム(ロードマップ)
それぞれの活動に合わせた任期中3年間のスケジュール感や任期終了後のイメージです。
活動プログラム(地域交流イベント) (PDFファイル: 651.9KB)
活動プログラム(移住定住促進) (PDFファイル: 648.4KB)
先輩隊員の活動事例
事例1【ジオカフェ】
男鹿半島・大潟ジオパークの魅力を広く知ってもらいたいとの想いから、地域住民(移住者)の自宅を会場に、みんなでお茶やお菓子を楽しみながら、ジオパークについて気軽に学べるイベント「ジオカフェ」を企画・開催。現在ではジオパークガイドの会が引き継ぎ、開催しています。

ジオカフェにて隊員によるジオパークについての解説風景
事例2【移住フェア等への参加】
主に首都圏等で開催される大規模移住イベントへ、男鹿市として市の職員と一緒に参加し、男鹿暮らしの魅力や支援制度、地域おこし協力隊の活動などをPRしています。
また、男鹿市単独のイベントも企画し、東京駅近くにある「秋田暮らし・交流拠点センター アキタコアベース」などを会場に開催しています。

移住フェア参加時の様子
事例3【OGA CONNECT(おがこねくと)】
令和7年度新規プロジェクト。協力隊と集落支援員が連携し、「男鹿でつながる、男鹿からつながる」をキーワードに、男鹿の魅力を体感しながら新たな交流やつながりづくりを目的として、男鹿半島を舞台とした交流イベントを展開します。
第1回は、この夏に戸賀浜でビーチクリーンとバーベキューを計画中。
今後いろんなところで、人と人、人と地域を「CONNECT」します。お楽しみに‼
地域おこし協力による情報発信
各種SNS(Instagram、X、Facebook、YouTube)や男鹿市の移住定住ポータルサイト「おが住」を通じて情報発信を行っています。
男鹿での暮らしをちょっとだけご紹介(担当者目線)
- 春は散歩しながら道端の山菜ゲット!
- 市のシンボル「寒風山」は頂上付近まで車で行ける絶景スポット
- 男鹿の西北端「入道崎」の夕日は必見(時々一人で黄昏タイム)
- 夏は子どもを連れて鵜ノ崎海岸で磯遊び
- メーカーごとのババヘラの違いが分かったら通!
- 休日は「道の駅おが」で新鮮な海産物(おつまみ)を物色
- 漁獲量は減って寂しいけど、冬になるとハタハタが食べたくて仕方ない
- 大晦日はナマハゲになったり、家にお迎えしたりで結構忙しい。そして元旦は、前日の疲れで大概寝て終わる。
- 年に数回大雪の日はあるけど、年間の降雪量はそれほど多くない(雪かきもいい運動)
募集要項・応募様式
勤務条件や応募方法等についての詳細は、下記の「男鹿市地域おこし協力隊募集要項」をご確認ください。
男鹿市地域おこし協力隊募集要項 (PDFファイル: 203.3KB)
【参考】特別交付税措置に係る地域要件確認表 (PDFファイル: 1.1MB)
応募する前に協力隊についてのご相談も承ります!
◆仕事の内容をもう少し明確に知りたい。
◆応募要件のことで相談したい。
◆男鹿市での生活について詳しく聞きたい。
◆応募する前に、一度男鹿市を訪れてみたいなど
オンラインやメールでご質問・ご相談に対応いたします。
一人で悩む前に、まずはお気軽にお問合せください。
おわりに
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
私たちは、外から来たあなたの「ちょっと違う視点やアイデア」を必要としています。未経験なのは当たり前、これまでのお仕事が全く違うものだったり、学生だった方でも問題ありません。
まずは「地方を元気にしたい」、「誰かの役に立ちたい」、「地域や人つながることで自分の世界を広げたい」そういった想いがあれば十分です。そして、活動を通して男鹿市のことを好きになってくれれば最高です!
はじめての田舎暮らしに不安もあるでしょうが、大丈夫です。あなたの「やってみたい」を私たちがサポートします。
地域おこし協力隊は、地域の力になるお仕事です。自然・人・時間、都市部では得られない豊かさのある新しい場所で、新しい仲間と、新しい自分を見つけるチャンスです。ナマハゲさんも私たちも、皆さんのご応募をお待ちしています。
この記事に関するお問い合わせ先
企画政策課 移住定住促進班
電話番号:0185-24-9122
ファックス:0185-23-2922
〒010-0595
秋田県男鹿市船川港船川字泉台66-1
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2025年07月01日