市長だより 令和7年4月
「新市制20周年記念日」、新たな男鹿市のスタート!!
市の記念日記念式典では、20年という節目に当たり、「これまでの20年と、これからの男鹿の未来」~繋いで拓く~と題して、講演しました。同じ半島にあり、伝統文化も同じ市と町が合併したのは正解だったと思います。違和感なくしっくりと市政運営が行われています。
古来より男鹿は海上交易の盛んなところで、東北人らしくなく「明るく社交的」な人柄です。また、江戸末期から明治にかけて、渡部斧松翁をはじめ、巨額の私財を投じて地域貢献活動した方が何人もいます。それは、自分以外の誰かのために頑張るという「利他の心」を持った人たちです。
私たちは、その遺伝子を引き継いでいます。「子や孫のために何かを遺したい」ものです。
やはり、「子育て環境日本一」を目指す!
船越こども園の内覧会に行きました。2日間で1049人もの来場者が訪れたそうです。市民の期待の大きさが伺えます。完成した建物も素晴らしく、子ども達をはぐくむ工夫が随所にみられました。今後、樹木が成長し、園内の芝生が緑になった時を想像すると、「もっと良くなる!」と思いました。
先日、船川こども園の卒園式に出席しました。小さな子どもたちがしっかりお辞儀をし、大きな声を出して全身で歌う姿に感心しました。そして、母親にお礼を述べる姿に泣けました。
「子どもは、理屈抜きで可愛い!!」新しい「船越こども園」は「子育て環境日本一」のシンボルとして、市民に元気を与え、男鹿市の発展に繋がると思いました。
「子育ては、親育て」市民も一緒に成長を
男鹿東中学校の卒業式に出席しました。受付では2年生が明るい笑顔で出迎えてくれて、最初から気持ちがいい。式典では、一糸乱れぬ団体行動が素晴らしく、日常の学校生活でも、まとまりが良く協力して学校生活を過ごしてきたそうです。
払戸小学校の卒業式にも出席しました。改めて、先の閉校式での「親祖先がいたから自分たちがいる」との言葉を思い出しました。呼びかけなども素晴らしく感心しました。
半世紀以上前の自分の小中学校時代を思い出し、比較にならないほどの立派さに感心しました。男鹿の将来に期待が持てます。
これからも保護者の皆さんは大変でしょうが、「もう一度青春をしている」つもりで今後も頑張ってください。
そして、生涯子どもと向き合って、自らも自己実現をはかり、子どもと一緒に成長して欲しいものです。男鹿市民も一緒に成長しましょう。
更新日:2025年03月31日