市長だより 令和6年12月

更新日:2024年11月29日

小学校閉校式

地域コミュニティの中心である小学校の閉校は、非常に寂しいものがあります。

北陽小学校の閉校式後の学習発表会は素晴らしかった。なまはげとハタハタを題材にした演劇や呼びかけを、少人数で何役もこなす子どもたちに感心しました。

払戸小学校では、開村した渡部斧松翁の歴史を語り、「祖先がいたから、今、自分たちがいる。この地域を守っていきます」という内容でした。私たち大人が心がけなければいけないことです。

この両校の学習発表会の様子を多くの市民にも見せたいと思いました。そして、何とか地域が衰退しないよう対策していきます。

18年ぶりに森長旅館、復活!

男鹿市民に長年愛され、国の登録有形文化財に指定されている建物で、船川港が繁栄していた頃が偲ばれる建物です。よく甦らせてくださいました。

経営するシービジョンズさんが持っている他の企業にはない独自のネットワークで、海外からも客を呼ぶことができます。それにより、観光地男鹿への注目度が高まり、男鹿の良さがなお一層発信されます。迎え入れる従業員は外国人と接し、世界を知ることができます。働くモチベーションが向上し、観光業に携わることの素晴らしさも多くの方に知ってもらえます。

また、ただのリフォームでなく、文化財としての価値を大切にしながら新たな生命を吹き込んでくれました。特に土蔵のサウナと、石の庭園は素晴らしい。皆さん、ご支援ください!

市政懇談会「男鹿を無くさない!」

二つの地域の方から、「男鹿市は、なくなるのだろう」との意見を述べられショックでした。「何も手を打たず黙っていればなくなるかもしれない。世界に誇れる美しい景観・美味しい食・ナマハゲの文化に誇りを持ち、市民一人ひとりが頑張ることが大事である」と、答えました。

「消滅可能性都市」という言葉が、やる気を無くさせています。オール男鹿で、前向きに取り組み、私たちの大好きな男鹿を遺していきましょう。

男鹿は変わってきています。現に、ホテル6カ所・洋上風力発電関係・6次産業のパックライス工場などができます。人手不足でUターンの促進をしています。

男鹿の発信基地、首都圏男鹿の会

いつも大歓迎してくれます。故郷男鹿を思う気持ちは、強いものがあります。この会で初めて、

・世界に誇れる魅力一杯の男鹿を、首都圏に発信するようにお願いしました。

・男鹿へのUターンをお願いしました。「今は働き手がいなくて困っている。子や孫に、男鹿で働いてもらいたい。知り合いにも声をかけて欲しい」などとお願いしました。

男鹿市でも、この会が活性化するように支援していきます。まずは会員増強の検討をします。首都圏のお知り合いの方に、入会するようご案内してください。

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