市長だより 令和6年11月
「目から鱗」の健康づくり講演会
デイサービスを全国に展開している株式会社ポラリスの森剛士氏が講演しました。これまでの介護は、お世話型が中心でした。今回の講演は、トレーニングにより自立できる、自立支援に軸足を置くものでした。 「要介護度を下げる、介護施設から卒業させる」ための実際のトレーニングの様子が、ビデオで紹介されました。80才以上の高齢者も社会復帰する姿に、感動しました。このことにより、要介護者も家族も喜び、そして施設の経営者もスタッフもモチベーションが上がると思います。 男鹿市の施設の方々に、いつでも無料で講演して、自立支援のノウハウを教えたいとのことでした。 「高齢者に優しいまちづくり宣言」したいものです。
男鹿の魅力発信 「男鹿半島なまはげライド」
当日は絶好のコンディションで、参加者が喜んでくれました。サイクルツーリズムの振興が、観光全般だけでなく、市民の健康など色々な効果をもたらすと思います。 片山右京さんは「なまはげの本質をもっと伝えるべき。人間として守るべきことなど」とのこと。また、大会企画者の坂口弥寿久さんは、「歴史・食文化・景観・温かい人々、多文化を取り入れながら先祖からの教えを守る風習。まさに日本の原風景がここにある。もっともっと発信していかないと」とのこと。
スイッチを入れ替える!!
市役所において2件の大きな事務ミスがありました。大いに反省し、再発防止に向けて取り組みます。 私からは、人間としての本質的な心構えを述べさせて頂きます。 「精進」と「利他の心」が大事です。「精進」とは、一生懸命に仕事に打ち込むこと。公務員として、プロ意識を持って仕事に取り組むこと。専門知識を持ち、スピーディにミスのない仕事をすることです。「利他の心」とは、自分以外の誰かのために尽くすことです。人は、誰かのために頑張る時に、最高の力を発揮し、最高の満足を得ることができます。男鹿市役所職員として、市民の幸せのために一生懸命に尽くすことが、利他の心を磨くことになります。
Uターン者、募集中
ある講演会で私の話を聞いた市民から「男鹿が進化している話を聞けて良かった」、「男鹿の可能性を感じ、元気をもらった」など嬉しい話を聞きました。その中で、ある60代の市民が「私たちの頃は地域に残っていたくても県内には就職がなく、仕方なく東京に就職した。新たな企業進出の話を聞いて、子や孫が地元に就職できると思った」と、とても喜んでくれました。私は、「私たちも生涯現役で働きましょう」と話しました。男鹿は「Uターン者を募集中」です。
更新日:2024年11月01日