市長だより 令和6年10月
男鹿ゴルフクラブ開場60周年
男鹿ゴルフクラブの景観は素晴らしい。芝生よし、食事よし、従業員の応対よし、どこのゴルフ場にも引けを取らない。男鹿だけでなく、秋田県が誇るゴルフ場である。
今回の開場記念行事で気付いたことは、開場時、男鹿の企業経営者たちが出資してこのゴルフ場を創ったこと。よく思い切って投資したものである。公共の社交場、健康づくりの場として、男たちがロマンをもって建設に当たったものと思う。男鹿にもこんな男たちがいたことをとても誇りに思い、嬉しい気持ちになった。
その後、大手の二つの企業が経営し、現在は地元の男鹿興業社が経営している。改めて、この素晴らしいゴルフ場を観光の大事な拠点として発信していかなければと思った。
企業誘致を頑張ろう‼
県・市町村と誘致企業との懇談会が開催され、誘致から50年たった全県各地の企業が表彰されました。本市にも数は少ないながら誘致企業が立地し、地域に根付いて頑張っていただいておりますが、より一層企業の誘致と誘致後のサポートに努めていかなければと気持ちを新たにしました。
その昔、男鹿は旧日本鉱業の企業城下町として繁栄し小学校もできたほどでした。また、大棧橋などの有料道路で賑わい、「宴会は一泊で男鹿」が定番でした。
今、幸いにも洋上風力関連企業の進出、パックご飯工場による6次産業化、数か所のホテルの新設・リノベーションが進んでいます。リスクを冒して投資してくれた企業を皆で支援していき、50年、100年後の未来を見据えて、また今日から頑張りたいものです。
台湾でナマハゲ大人気
佐竹知事・県内首長・県内経済人などによる誘客活動が行われました。台湾定期便を運行しているタイガーエア、誘客をしてくれているスタートラベルなどの訪問先では、ナマハゲが大人気でした。今回は2匹のナマハゲを市役所職員が演じました。
なまはげ太鼓を連れていけば、もっと誘客に繋がると思います。そして、観光協会など観光関係者、商工会などの経済人、建設業協会、農水業などDMOのメンバーが訪問できればいい効果が出ると思います。官民連携、オール男鹿で台湾から誘客しましょう。
ナマハゲが映画に出演
「風が通り抜ける道」という映画に、ナマハゲの出番がありました。色んなことで傷ついた人たちを、周囲の人たちが支え合う人間ドラマでした。ナマハゲ行事は、家族愛・人間愛に溢れた行事です。また、ナマハゲを演ずる若者たちの成長の場でもあります。このナマハゲの特徴を、この映画はよく表現してくれました。
監督が「男鹿は、特別な場所」と言います。この映画を通して、男鹿の素晴らしさを発信していきます。
更新日:2024年08月30日