市長だより 令和5年2月

更新日:2023年02月01日

寒風山の景観維持と復興

「寒風山ビジョン」報告会が行われました。草地を維持するために、草刈りか山焼きをするなど、人手をかけて守らなければいけません。市民参加の仕組みをつくり、永続的な保全が必要です。また、にぎわいの復活に、移動式のホテル・レストハウスが提案されました。移動式なら、事業者も取り組みやすいと思います。道路の整備は、少しずつですが着々と進んでいます。この素晴らしい景観の地を売り込んでいきましょう。「男鹿市民、全員が営業マン」です。


男鹿の関係人口・雇用者・移住者
なまはげ伝導士認定試験は、70名の受験者の内、半数が県外でした。福岡県、広島県、兵庫県からも来ていました。若い人、女性も多くいました。皆さん、熱心で感心しました。なまはげの「家族愛」、「郷土愛」など、日本人の心を知っていただくためにもこの素晴らしい伝統文化を伝承していきます。また、受験者をただの観光客で終わらせないで、交流人口より地域に密接な関係人口、男鹿で働いて長期間滞在していただく雇用者、更に移住に結びつけていきましょう。
 

男鹿市成人式
とても明るく、前向きで、しっかりした若者達で期待が持てます。現在、「男鹿を元気にしたい!」「男鹿の人たちを幸せにしたい!」との思いを持った、たくさんの若者たちが、男鹿の振興に取り組んでくれています。男鹿を次世代につなぐために、魅力ある男鹿の創造と発信に関わっていただきたいものです。

男鹿市の成人を迎えた若者が132名程、人口が同程度のにかほ市は173名だそうです。この事実は、20年前からわかっていたことですが、非常に気になります。私たちは、遅まきながら、気持ちを新たにこの少子化の対策をしなければなりません。


「なまはげの里フィロソフィ」
ともに学び、いい人生を送っていただきたい、との思いで男鹿市のスタッフと一緒に「なまはげの里フィロソフィ」をつくりました。武道では、心技体と言われますが、心が一番大切です。では、心はどうすれば磨かれ、高められるのでしょうか?1.「利他の精神」、人を幸せにすることが最高の喜びであり、最大の力を発揮することができます。2.「なまはげの道徳」、明朗・礼儀・家族愛・郷土愛など、子供の頃からなまはげの里男鹿で教えられてきたものです。特に、あいさつは大事です。「明るいあいさつ」は人を喜ばせ、自分も幸せな気持ちになります。明るいあいさつで、地域を元気にしましょう。。

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