市長だより 令和5年1月

更新日:2022年12月28日

あけましておめでとうございます。アフターコロナを見据え、今年も新たな気持ちで頑張ります。

昨年は男鹿に、キャスターの羽鳥慎一さん・元レーサーの片山右京さんなど、多くの有名人が訪れて、男鹿のジオパークをはじめとした美しい景観、石焼料理など美味しい食、なまはげなどの伝統文化を絶賛してくれました。この偉大な自然と親祖先が残してくれた資源の素晴らしさを、もっともっと市民が皆で発信し、多くの人を男鹿に呼び込み、感動を与えたいものです。そのことが、男鹿市民の幸せに繋がります。

今年の主な取り組みとして、次のことを考えています。市民の皆さまとの「共創」で住みよい男鹿を目指します。

アフターコロナを見据えた観光

男鹿観光の入り口である寒風山の活性化、そして、鵜ノ崎海岸・ゴジラ岩・五社堂などのスポット発信による西海岸への誘客、さらには、「恋する灯台」のモニュメントを創るなどして入道崎まで誘導し、半島周遊観光に繋げたいものです。

もうかる農業・漁業の振興

コロナ禍で、男鹿は、「自給自足」できる所だと改めて感じました。農業漁業のお陰です。地域集落を守り、観光の景観を維持する男鹿の基幹産業です。風力発電事業を通して、スマート農業・漁業が期待できます。

商業の活性化

「無印良品」、「稲とアガベ」による商圏の拡大。観光地男鹿との相乗効果もあり、今までにない客層が男鹿を訪れています。「地域づくり」という企業理念も、地域社会に良い刺激を与えてくれております。まだまだ期待できます。一緒に進化していきたいものです。

洋上風力発電

地球環境保全のために、少しでもお役に立ちたいものです。日本郵船が、男鹿海洋高校と連携した訓練施設を計画しています。将来的には年間1,000人の受入れを見込んでいるようです。船川港の活性化と合わせて、地域振興に大いに期待できます。

船越保育園新築

「子育ては、男鹿で」と言われるように、また、多くの人が見学に訪れるような施設を創りたいものです。建物が良いだけでなく、地域の人たちからも応援してもらえるような、地域が元気になる保育園にしたいものです。子育て支援センターは、図書館・コミュニティ施設と一体化したものを検討していきます。このような取組みは、「住民参加」でやれば大きな力となります。また、「ひとりひとりが営業マン」として、男鹿の良さを「オール男鹿」で、情報発信していきたいものです。

なまはげの里フィロソフィ

男鹿市役所職員に向けて、「なまはげの里フィロソフィ」を創りました。まずは、市役所の職員に「充実した人生に向けたフィロソフィの実践をしていただきたい」との思いです。市役所職員が生きがいを持って働くことが市民の幸せにつながっていきます。

序章 なまはげの道徳

人は、自分以外の誰かのために行動する時に、最高の力を発揮します。この「利他の精神」で、市民のために、スピーディに良いサービスを提供したいものです。また、人間として守るべきことがあります。明るさ・礼儀正しさ・謙虚さ・公平さ・正義感・優しさ・思いやりなど、私たちが子どもの頃から、「なまはげの里 男鹿」で言われ、育まれてきたことを行なえばいいのです。なまはげの家族愛・郷土愛を深めていきたいものです。

第一章 感謝の心をこめた、元気なあいさつが幸福を呼ぶ

地域の一層のまとまり・すべての人への思いやりを深めるために、「明るいあいさつ運動」を展開していきます。どうか皆さん、文化として自然に定着するまで、一緒に取り組みましょう。

今年も夢多き一年でありますよう着実に実現していきましょう。

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