市長だより 令和4年7月

船川港の活性化の動き

「船川港港湾ビジョン」を昨年度取りまとめ、港の機能強化と整備促進を国や県に要望してまいりました。この度、県は、船川港を洋上風力建設における補完港として整備・活用するため、「港湾計画改定」に向けた調査を実施することとなりました。今後、2年で港湾計画改定を行い、その後4年間で改修工事を行う計画です。

船川港の整備は、洋上風力建設だけでなく、その建設・メンテナンスの人材育成にもきたいできます。そして、新しい時代の産業の促進にも期待できる港となります。

夢が現実になって来ました。市民の力を合わせて実現に向けて頑張って行きましょう。

未来に残したい寒風山の草原

寒風山が、「草原の里100選」に選定されました。阿蘇山など、全国33か所の草原とともに、東北で唯一選定されました。

草原で営まれてきた人と自然の関わりを、日本全体で共有すべき価値と捉え、次世代に受け継いでいくことを目的に、養老孟司などが選考委員となって行われたものです。

「寒風山ビジョンの作成」、「寒風山の山焼き」など、地域の人々の想いも評価されたものと思います。

寒風山の景観と草原の豊かさを、全国にアピールする絶好の機会となりますので、引き続き、市民参加で寒風山の環境保全と魅力の発信に努めましょう。

3年ぶりのイベント復活

「全国男鹿駅伝競走大会」は、今回から大会名に「全国」を冠しました。それに相応しく有名なチームが参加します。大学の部は、箱根駅伝で有名な青山学院大学・東洋大学。高校男子の部には、大牟田高校。高校女子の部には、仙台育英学園高校などです。

「男鹿日本海花火」は、「子どもたちの未来へのおくりもの」と題して行われます。学校行事やイベントなどの中止で、楽しい思いでの作りにくい環境にあった子供たちに、笑顔を取り戻して欲しいという願いが込められております。「市民手作りの花火」を打ち上げ、3年分の希望と元気をいただきましょう。

このほか、「オガナマハゲロック」に、若者たちが集います。「日本海メロンマラソン」は、小学生から大人まで広く参加します。

これらのイベントは、いずれも市民の皆さんの手作りで行われております。どうか市民の皆さまの、理解・協力・支援・参加をお願いします。