市長だより 令和4年6月

更新日:2022年06月01日

総合診療医

私たちは体調が悪い時に、何科に受診すべきか迷うことがあります。複数の診療科目を受ける必要もあります。高齢になると特に、その傾向が強いそうです。このような初期医療にあたるのが総合診療医です。医師も専門的になってきています。総合的な判断を下せる医師が必要です。

この度、秋田大学と協定を結び、大学から研修医が男鹿みなと市民病院に派遣され、専門の総合診療医が指導します。これはとても画期的なことです。このことが、全県に広がる起爆剤になると思われます。秋大に感謝!!

また、秋田大学とこのように連携できたことは大きく、今後、医療だけでなく、いろいろな分野での連携に発展していくことが期待できます。

男鹿駅前広場

4月21日、グランドオープンセレモニーが行われました。感慨深いものがあります。

男鹿市が「道の駅おが」の構想を打ち出し、それに呼応して、JR東日本が駅舎の移転・新築を発表しました。工事に着手してから5年間で、見違える景観になりました。まさに隔世の感があります。

男鹿市は、15億円ほどの投資(このうち、市の負担金は約3億円で、残りは国・県の補助金)をしました。JR東日本は、電池電車「アキュム」の投資を除いても、かなりの金額になることが想像できます。改めて、JR東日本に感謝!!

男鹿駅は、線路に直角な頭端駅です。終着駅ではありません。道の駅、海の駅につながる始発駅です。そして、この駅前広場は、市民の夢を実現していく「希望の広場」です。市民の皆さんが、市民の皆さんの広場として多角的に活用していただきたいものです。そして、この広場が、男鹿駅周辺だけでなく、男鹿市全体にも影響のある広場となるように、オール男鹿で取り組んで行きましょう。整備は一応終了しましたが、これからが新たなスタートです!!

産学官連携

ドリームリンク・男鹿海洋高校・男鹿市が連携して、「男鹿揚げ」を製品化しました。捨てられていた男鹿産のワカメの茎、男鹿産のギバサを使った、さつま揚げです。

産学官連携とは、よく聞く言葉ですが、このように成果を出せたのはとても珍しいことです。男鹿海洋高校が全校をあげて取り組んでくれたおかげです。また、ドリームリンクさんが海洋高校の生徒に接客指導をしてくれたこともあり、生徒の皆さんが笑顔で販売することができ、この姿に感動しました。

本校は、洋上風力発電で、潜水・船舶でも注目されています。日本一の海洋高校を目指して、産・学・官でなお一層頑張ります。

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