市長だより 令和4年5月

更新日:2022年05月01日

寒風山ビジョン

毎回、50人ほどの人が集まり、熱心に意見を出し合っています。「寒風山を愛する人がこんなにいるのか!」と、感心します。

現在、施設の整備面でこうあれば面白いという理想像を何点か描いています。そして、それを見て「やってみたい!」と言う事業者を求めていければと思っています。また、ソフト面でも関心がもたれる多くの提案が出されています。

このような皆さんの熱い想いが県にも届き、寒風山の道路改良工事の進捗にもつながっていきます。

そして、うれしかったのは「市長、役所のやることは、絵に描いた餅で終わることが多い。私は、NPO法人を立ち上げる」と、言ってくれた人がいました。今回の大きな狙いの一つはここにあります。「市民参加による行政」です。世のため人のために行うことにより、最高の生きがいを感じ、幸せな人生を送ることができます。

男鹿市職員表彰

毎年、新しい年度の初めに、前年度に業績の著しかった職員表彰を行っています。

今年は「船川港港湾ビジョンの速い作成」「新型コロナウイルスワクチン接種対応」「生活支援金の迅速な対応」「企業活性化支援」「ジオパーク再認定」が選ばれました。しかし、「わかりやすい新年度予算概要」「庁内のごみ分類」など、まだまだ評価の高いものが多くあります。それは、チームワークのたまものであり、また、多くのスーパー公務員の活躍があります。

人生の成長は、何と言っても仕事です。男鹿市民を幸せにするには、まず、男鹿市職員が幸せな人生を送ることです。「なまはげの里フィロソフィ(哲学)」を創ります。

素晴らしい大物たちの講演

3月21日、アンチエイジングという言葉の生みの親である、栗原毅先生が「みんなで元気で長生きしよう!―男鹿から健康長寿に向けた提言―」と題して講演をしました。高齢者が「地域で仲良く健康づくりをする」こと、そして、他の地域と競争していくことで励みになっていきます。「健康づくりは、地域づくり」とのことでした。

3月26日は、船越保育園の設計者である、三浦丈典先生が「こっそりごっそり男鹿を変えよう」との演題で講演をしました。「地域が元気になる、保育園創り」を目指しています。生きている限り、男鹿に通いお役に立ちたいとのことでした。

4月2日は、良品計画会長の金井政明先生が「社会の違和感と闘い続ける企業を目指して」と題して講演しました。人口減少問題などで、「課題が多い地方を何とかしたい」との想いを持っています。「みんなが、当事者意識もって臨む」との言葉が印象的でした。

3人の共通点は、男鹿が好きであること、男鹿のお役に立ちたいこと、男鹿の人たちを幸せにしたいと思っていることです。そして、とても良い話に元気をいただきました。今後も著名な方が講演する機会をつくります。多くの市民の皆さまに聴いていただきたいものです。

 

 

 

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