市長だより 令和3年4月

更新日:2021年06月28日

90歳、100歳までコートに立つ

バスケットボール女子日本代表監督などを務め、指導者として有名な中村和雄氏が、市の記念日で講演されました。「指導の時は、3時間立ちっぱなし、怒りっぱなし。1時間休憩して、また3時間行う。90歳、100歳まで続けたい!」との言葉には驚き、感心しました。

氏は、現在80歳で昨年から生家の船越に住んでいます。氏のバスケット理論は独自のもので、「常に創造し続けている」そうです。この発想を男鹿に生かしてくれそうです。

 

男鹿水族館GAOの大切さ

先日、兵庫県姫路市の清元秀泰市長が訪れてくれました。ホッキョクグマの赤ちゃんの母親の「ユキ」は」、姫路市立動物園の所有です。市長は産後、ネットでずっと観察しているそうです。東北大学医学部教授をしていた方で、博識で驚きました。

今回の目的は、姫路城内にある動物園の移転後の将来像として、海洋性動物の生態を通して地球環境を考えるテーマを取り込むための視察とのこと。ホッキョクグマをはじめとする海洋性動物が、地球の温暖化やプラスチックごみなどで、住みにくい状況にあります。地球環境の大切さを訴え、種の保存をしていく施設にすることが目的のようです。GAOが、希少動物の保存のために、全国・世界の水族館・動物園と連携していることを知り、誇らしく思いました。

 

男鹿へ新たな起業家

「市役所前でレンタカーの会社を開業する」という経営者が、先日、訪問してくれました。秋田市で地域づくりに貢献している方で、「今度は男鹿で地域づくりに頑張る」とのことでした。

また、ホテル経営者が「妻が男鹿に住み着いて頑張る」と話してくれました。「何とか男鹿のために頑張りたい」とも語ってくれました。

男鹿に、良い経営感覚を持った人が来てくれて、産業風土を変えてくれそうな予感がします。ワクワク感であふれています。

 

災害への備え

2月16日、福島県沖で震度6の地震が発生し、地元では「東日本大震災を思い出した」との話でした。その時、相馬市の立谷秀清市長が会見で「市役所職員が地震発生後、5分で避難所を開設した。10年前の体験は生かせている」と話していました。早速、全国市長会会長でもある相馬市長に激励のメールを送ったら、即、返事が来て「職員は、自ら動いている。10年前を忘れていない!」との返信メールが入りました。

男鹿市もこんな対応ができるようにしたいものです。

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