市長だより 令和3年3月

更新日:2021年06月28日

コロナ禍の「なまはげ柴灯まつり」

人数制限、事前受付、マスク・検温など万全の体制で開催されました。

このまつりは、900年以上続く神事「柴灯祭(さいとうさい)」と「なまはげ」を組み合わせた冬の観光行事です。無病息災・悪疫退散を願って行われます。途切れさせるわけにはいきません。

なまはげ行事は、大晦日に家々を回り、1年の厄を払い、来る年の福をお祈りします。「1年分の元気をもらった」など多くの方から、お褒めの言葉を頂きました。

コロナ禍においても実施されたこの行事が、多くの方の支えがあって、行われていることを再認識させられました。特に、真山地区の皆さんには、頭が下がる思いでした。

また、人を分散させるためにオガーレ前でも、イルミネーション・花火・屋台・なまはげ太鼓などのイベントが行われました。特に、花火は3日間とも大きな歓声が上がりました。冬の夜空に打ちあがる花火は、空気が澄んでいるせいか、とてもシャープに見えました。

コロナ禍で沈んでいた多くの皆さんに、元気を呼び戻してくれました。この行事がウィズコロナの先駆けになってくれることをお祈りしています。

 

幼児教育の大切さ

保育士の不足で「男鹿市でも待機児童が出る」とのことで、2つの学校を訪問し保育士の依頼をしました。熱心な学校関係者に驚きました。「三つ子の魂、百まで」と、幼児教育の大切さを再認識させられました。また「保育士になる人は、自分が子どもの頃、保育園に預けられていて、遅く迎えにくる母を一緒に待っていてくれた保育士に、感謝の気持ちで保育士になる学生が多い」との話にも感動しました。

産学官連携

男鹿海洋高校は、潜水技術の養成で全国トップレベルにあり、郷土芸能部のなまはげ太鼓でも有名です。今、同校が、洋上風力発電事業の展開により注目されています。潜水士や船舶免許が取れるからです。同校では海洋土木工事に欠かせない人材を育成しています。

同校に、ドリームリンクの村上雅彦社長が「産学官連携」を呼びかけ、実現に向けて動き出しています。例えば、高校生が水揚げしたイカを沖漬けにして、オガーレで販売します。村上社長は、経営のノウハウを高校生に講義します。市役所は、PRの手伝いをして三者が連携することとなります。

 村上社長は、「日本一の水産系高校にする」をのろしを上げています。

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