市長だより 令和3年2月

更新日:2021年06月28日

市政も経営である

コロナ禍で経済も大きな打撃を受けております。この未曽有のピンチを、スイッチを入れなおして、民間の経営感覚で乗り切るために、令和3年から、毎週行われている幹部職員の朝の会を「男鹿市経営会議」と名称変更しました。

仕事始めの式で市役所職員に以下のお願いをしました。

『一人一人が経営者』

男鹿市を豊かにするにはどうすればいいのか。全部門に関心を持って連携し「オール男鹿」で取り組む。男鹿市を倒産させない、「市民を幸せにする心構え」をもって欲しい。

『全員が営業マン』

男鹿市全体の営業マンとして、男鹿を売り込み、男鹿をPRする。 具体的な行動として、3つお願いする。

1.明るく元気な朝礼の実行

朝礼は、スポーツの試合開始前のあいさつと同じで「さあ、やるぞ!」との気合が大事である。まず、市役所職員が明るく働く。そのことが、市民の活性化につながる。

2.よく報告をする

情報が途中で止まっていることがある。報告の習慣を身に着けよう。良い報告が、質の高いスピード間のある成果につながる。職場に良い雰囲気も生まれる。

3.摩擦を恐れず、摩擦を起こせ

職員300人の組織で和気あいあいと生活する内に組織は衰退する。まともなことを堂々と話すことが大事である。筋を通す!

 

コロナ禍での「ナマハゲ行事」

大晦日に行われる「男鹿のナマハゲ」は、過去3年、93町内会で実施されておりました。しかし、今年は新型コロナの影響で、半数以上の町内が中止しました。

対策をして実施した、脇本大倉地区に行って来ました。事前に許可を得た家にマスクを着けて、自前の「ビニールのフェンス」を設置して、玄関前で行われました。帰るときは、おはらいをしたナマハゲのケデのわらを渡していました。

コロナ対策を講じながら、「なんとか、ナマハゲ行事を行いたい」との思いが伝わって来ました。頭が下がる思いでした。

 

男鹿の農産物が豪雪支援

県南は記録的豪雪で野菜不足となっておりました。オガーレでは、交流のある「道の駅十文字」「道の駅うご」に、鈴木社長が自ら、男鹿産の野菜を直接運搬・搬入し、大変喜ばれました。

困っている人を何とか助けたいという「利他の心」が素晴らしい。そして、男鹿にも冬に出荷できる野菜があるということを示してくれました。出品してくれた農家の皆さんにも感謝です。

県の幹部から、私にメールが届きました。「県内有数の道の駅に、男鹿から野菜が搬入されたこ事に驚いた。男鹿の農業の潜在力と成長の証しだ」とお褒めの言葉を頂きました。

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