市長だより 令和2年12月
市民の健康づくり
来年4月から、男鹿市総合体育館で「健康」をキーワードに新しい地域づくりを展開します。青少年の基礎体力づくりから、高齢者の老齢化の防止まで取り組みます。
現在、潟上市の「トレイクかたがみ」の取り組みが注目されています。この施設の健康教室の回数は、男鹿市の25倍も行われているそうです。追いつけるように、市民が一丸となって「健康づくり」に参加したいものです。
ある保険会社では、散歩などの健康づくりに取り組んでいるデーターをAI(人工知能)で管理し、運動量に応じて料金の割引もしているそうです。市民が皆で「健康づくり」に取り組み、健康で幸せになれば、医療費・保険料も削減できます。
世界に誇れる入道埼灯台
330度ほども視界が開け、地球の丸さを感じます。また、北緯40度の地で北に向かい両手を広げると右手にニューヨーク、左手に北京・マドリードとつながります。周辺が芝生で覆われた、登ることのできる灯台も珍しいです。
ここは、夕陽が水平線に沈むロマンティックな場所としても有名で、全国の「恋する灯台」にも選ばれています。この度、真山神社でご祈祷した縁結びグッズをここで販売することにしました。なお一層、「ロマンスの聖地」にしていきたいものです。
入道崎に人が訪れれば、男鹿全体に人が回ります。まだまだ、いろいろな仕掛けが考えられます。
市政懇談会での貴重な意見
- 「戸賀地区には、小中学生が一人もいません」との話を目の当たりにし、改めて切実に考えさせられました。このことは、男鹿市内全域での問題です。人口減少問題は、男鹿市の最大の課題です。まずは「婚活」を進めていきます。そして、リモートワークなどで移住定住をPRします。
- コロナ禍の中で、「大晦日の『なまはげ』をどうするのか?」「個々の町内会に任せられても問題が大きすぎる」などの意見がありました。市でガイドラインを提示することにしました。それを参考に、詳細は各町内会で対応してください。相談にも応じます。
- 空き家対策で、どの地区も困っています。空き家を所有している皆さんから「空き家バンク登録」をして頂き、利活用を図ります。
問題・課題は、遠慮せずにどんどん支所長・出張所長に言ってください。各所管課まで届きます。また、クレームは市長まで届きますので対応していきます。
更新日:2021年06月28日