市長だより 令和2年9月

更新日:2021年06月28日

朝礼の推進

 私は毎朝、市役所内のどこかの朝礼に参加します。朝礼では、「笑顔で一日のスタートを切ること。最高の笑顔で挨拶実習(おはようございます・こんにちは・ありがとうございます)を行うこと。効率よく行動するために行動予定の再点検を行うこと」などを確認しています。スポーツの試合の前の挨拶と同じで、必要なことだと思っています。「生きがい・やりがい・働きがい」を持って仕事をし、また、限りある人生を有意義に生きるためにも、朝礼を推進していきます。

心優しい人達(利他の心)

 毎朝、羽立駅前から市役所までの通勤途上で、綺麗に道路端の草刈りをしている人がいます。「自分の家は汚くても、地域の人が通る道は気持ちよく歩けるようにしたい」とのことでした。また、企業でも何社か道路清掃をしているのを見かけました。

掃除で有名なイエローハットの鍵山秀三郎さんが「『綺麗なまちづくり』と掲げているが、具体的に何をやっているのかと聞くと何もやっていないのがほとんどだ」と述べています。まず、手始めに「週1回の市長室の清掃」を自ら行います。

新農業委員の任命にあたって

コロナの影響で、人・モノの移動が少なくなりました。改めて地産地消の大切さが叫ばれています。男鹿の基幹産業である農業の見直しが必要です。しかし、後継者不足など多くの問題を抱えています。規模拡大や法人化、コメ依存からの脱却などにより生産性向上を図り、魅力ある農業にしたいものです。また、「日本人の細やかな心は、美しい農村風景が育んだ」ものです。観光地男鹿の農業は、景観上からもとても大事です。

先祖の話

  安全寺のなまはげを「戻りなまはげ」というそうです。男鹿の島を回ったなまはげが、最後に安全寺を通ってお山に帰っていくからだそうです。そのなまはげが田植えの時期には「田の神様」として、自分達が開墾した田んぼに降りてきて、子孫の田植えを見守るのだそうです。

お盆には、「親祖先がいて現在の自分たちがいる。親祖先がつくってくれたこの郷土を守りたい」と、改めて思いました。今、男鹿では「人口減少問題・健康寿命の延伸」などに取り組んでいます。これらのことは、すべて密接に関わりあっています。地域・企業・市などオール男鹿で取り組みましょう。

 市民の皆さんが「自分たちの広場」として、愛着をもって使っていただけるような広場にしていきます。

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