市長だより 令和3年12月
株式会社ニセコ観光協会
観光の先進地、北海道ニセコ町に視察に行ってきました。株式会社と名のつく観光協会は、極めて珍しいです。観光協会の資本金2,000万円の内訳は、町が1,000万円、町民が1,000万円の出資です。
外国人観光客がたくさん訪れるニセコ町。冬のスキー目当ての観光客が多いのは知っていましたが。夏も同じほど多く、修学旅行生も多く訪れ、全て体験型の観光です。
町長以下、町のスタッフがとても親切で丁寧でした。観光協会のスタッフも、「どうしてここまでやってくれるの」と、思わせるぐらい親切でした。そして、何よりもニセコ町は、「自ら考え、行動する自治のまち」と、町民参加を呼び掛けています。観光だけではなく、この町の理念など、いろいろと多くのことを学びました。男鹿市の経営に生かしていきます。
羊蹄山は「蝦夷富士」とも呼ばれ、とてもきれいな山でしたが、”寒風山”のほうが良い!
船川港への期待
船川港は北西の風があたらない天然の良港で、地盤も保安上もいい環境にあります。
現在、秋田県は、日本における洋上風力のスタート地点として注目されていますが、洋上風力建設の基地港である、秋田港や能代港だけでは対応できません。そのため、船川港の改修工事が急がれています。
港はあらゆる産業に良い影響を及ぼします。男鹿市民がベクトルを合わせ、船川港の改修に向けて取り組みましょう。
ハブアゴー広場
11月に、日本酒の醸造所がオープンしにぎわっています。
オーナーは岡住修兵さんといいます。半端でない、ものすごいワゲモノ(若者)が男鹿に来てくれました。苦労を苦労とも思わず、「地域を元気にしたい」という大きな人生の目標に向かっています。今回の醸造所オープンも、彼にとっては、通過点に過ぎません。皆で、この明るく・元気なワゲモノ、岡住さんを応援していきたい!男鹿の新たな可能性を感じています。
古希を迎えて
10月28日、70歳になりました。まだまだ若いので、もうひと頑張りします。70代のしっかりした目標を持って頑張ります。80代の目標も立てたいものです(笑)。
今まで生かされてきた地域に、恩返しをしていきます!男鹿には良い若者たちが集まってきてくれて、期待が持てます。
「過ぎた日を悔やまず、明日を恐れず、今日を逞しく生きる」(中村天風)
更新日:2022年02月09日