市長だより 令和2年2月

更新日:2021年03月31日

  • ナマハゲの映画製作
     映画監督・佐藤快磨氏の『泣く子はいねぇが(仮)』の記者会見に立ち会いました。隣の席で熱く語る姿に、5年間、この作品にかけてきた想いが伝わってきました。男鹿に何度も足を運び、地域の人たちの理解を求めてきました。
     この間、監督を支援してきた地域の応援団・市職員にも感心しました。
     あの有名な、是枝裕和監督が支援しているほど、この映画の事前評価が高いことも初めて知りました。この映画の成功のために、市民で支援していきたいものです。
  • ナマハゲ所作指導
     市職員の新人研修として、毎年行っています。昨年からは、地域の方々も参加してくれています。まず、市民の皆さんが、「ナマハゲの認識を深める」ことが大切です。大変良い機会だと思いました。前かがみで、大きく手を振り上げて大股で歩く、声は腹から出し、のどで声を転がすようにするなどの実演指導がありました。「大きな声を出すのは、邪気を払うため」との話が印象的でした。
     声が小さく、元気のないナマハゲも、何回も指導を受けているうちに良くなりました。ただ、秋田弁が話せないのは困ったものです。時間がかかるでしょう(笑)。
  • 大晦日、初めてのナマハゲ
    • 安全寺地域のナマハゲ
       6匹のナマハゲが町内会長の家に集まり、その後は二手に分かれて集落を回ります。6匹ものナマハゲは壮観で迫力がありました。それぞれのナマハゲに名前がついており、お面は普段、地域の主だった家に保管されています。この地区のナマハゲは、「戻りナマハゲ」と呼ばれ、市内全域を回ったナマハゲが、最後にこの地区に立ち寄ってから「お山」に帰るのだそうです。先立ちが、きちんとネクタイをしているのも特徴です。
    • 真山地域のナマハゲ
      玄関で7回、お膳につく前に5回、帰るときに3回四股を踏みます。この地域のお面には、角がないのも特徴です。神の使いであることを表しているのだそうです。主人のナマハゲの解説がユーモアたっぷりでおもしろく、沖縄・九州からの大勢の観光客を喜ばせていました。主人とナマハゲとの問答も大変好評でした。

 大晦日に自宅以外でナマハゲを見たのは初めてでした。このように、多くの地域でナマハゲの保存伝承に努め、地域の活性化に頑張っている人がたくさんいます。私もナマハゲから元気をもらった大晦日でした。

市長の主な予定(2月)

予定詳細

 日程

内容 

1日(土曜日)

豪風引退押尾川襲名披露大相撲(東京都)

5日(水曜日)

FM秋田キャッチザタウン出演(秋田市)

7日(金曜日)~9日(日曜日)

第57回なまはげ柴灯まつり

21日(金曜日)

秋田県後期高齢者医療広域連合議会定例会(秋田市)

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