市長だより 令和元年7月
- かわいい稚魚たちが、いっぱい!
秋田県水産振興センター(鵜ノ崎)の稚魚を育てる栽培漁業施設が完成しました。秋田県の漁業振興に、大事な役割を果たしてくれると期待しております。多くの人たちに、この施設を見学していただき、漁業に対する理解を深め、漁業ファンの拡大にもつなげてほしいものです。その底辺拡大が、「儲かる漁業」となり、漁業後継者の育成にもなります。男鹿水族館GAOとの連携により、観光面でも期待できます。 - リピーターを増やすには
今年も「男鹿なまはげライド」(サイクリング大会)が盛会でした。翌日、大会を主催している社長が、訪ねてきてくれました。私が「天気も良く、参加者は男鹿の景色も最高で、食べ物もおいしいと喜んでくれた」と話しました。社長は、「市長、景色と食事だけでは人は来てくれない。この地域の人と話したくて来る。ババヘラが売れるのは、ババヘラのおばあさんと話すのが楽しいから。秋田弁は、何を話しているかほとんどわからないけど … 」との話でした。子どもから高齢者まで、「笑顔と秋田弁」でお迎えすれば、リピーターが増えます。 - 成功したことを考えて、走りながら行動しよう
アメリカの大学で研究をしている日本人が、「日本人は、失敗したことを考えるから行動しない。アメリカ人は、成功したことを考えるからすぐ行動する。そして、失敗もするが検証して解決策を考えて、挑戦していく。その結果、日本人とアメリカ人に、歴然とした差が出てしまった」との話です。本市でも多くの課題を抱えております。机に向かってあれこれ考えているより、まず行動してから修正すればいい。致命的にならない限り、失敗しても良い。まずは、やってみよう! - 「脇本城跡」が素晴らしい!
久しぶりに訪れました。美しい景観、雄大な城跡に感動しました。鳥海山・寒風山・男鹿三山・脇本城下町・船川港が望めます。また、石垣・建築物がないことが、昔の城への想像力を駆り立ててくれます。リピーターが多いのは、こうした要因があるからでしょう。「中世で日本の5本の指に入る」と言われる規模です。蝦夷・千島まで交易したそうです。北風が当たらない、天然の良港が眼下にあります。昔の人は本当に良い場所に城を築いたものです。JR脇本駅から脇本城跡を通り、寒風山に上るピクニックコースとしても最適です。ぜひ一度は訪れてほしい場所です。
市長の主な予定(7月)
日程 |
内容 |
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11日(木曜日) |
秋田県港湾協会総会(秋田市) |
13日(土曜日) |
秋田県海難救助訓練大会(八峰町) |
19日(金曜日) |
北前船日本遺産推進協議会(東京都) |
29日(月曜日) |
秋田県国民健康保険保険団体連合会通常総会(秋田市) |
更新日:2021年03月31日