市長だより 令和2年3月
地域づくりに参加する文化づくり
「健幸(けんこう)おがプロジェクト」は、健康寿命延伸のために「自ら健康づくりに励む」という目的で頑張っています。しかし、男鹿市の現状は、
- ・特定健診受診率9年連続で全県最下位
- ・がん検診率は約10%と低く、県内23~25位
- ・生活習慣病と呼ばれる高血圧、糖尿病の国保医療費が全県で一番高い
など不名誉な記録が多くなっています。市民一人一人が自分の健康維持に取り組み、病気の早期発見に取り組むことが大事です。
そのことが当事者意識を持ち、自主的に地域づくりに参加していくことにつながります。「医療費・保険料の削減」「ごみの減量化」「ボランティア活動」など、「自分たちのことは、自分たちでやる」という姿勢が、行政の推進に大きな力になります。こういう「自己革新の文化」を作っていきたいものです。
日本の文化を残したい
「来訪神サミット2020in Oga」は、平成30年12月に北は男鹿から南は沖縄県宮古島まで、11ちく10行事が「来訪神:仮面・仮装の神々」として、ユネスコ無形文化遺産に登録された記念事業として行われました。
登録された地域は、いずれも人口減少や財政難など地方の問題を抱えています。しかし、小さくてもキラリと輝く良いモノを持っている地域です。お互いに連携し、情報を交換することで、親祖先が伝承・保存し、美しい自然が育んでくれたこの行事を後世に残していきたいものです。
この「日本人の心に響く文化」を広めていくことが、地域づくり・地方創生につながっていきます。
男鹿が世界に誇れる道徳
「なまはげ柴灯まつり」は、待望の雪も降り、会場内は最高の雰囲気でした。市・警察署・消防署・消防団・真山地域住民などが、よく連携していて、今更ながら、多くの方々にお世話になっていることがわかりました。
「こんな素晴らしい行事はない!」と何人かに声をかけられました。特に「インスタ映えする」なまはげの写真に、歓声が上がりました。
今年は、JR男鹿駅とオガーレ間でのおもてなしが充実していました。また、JR東日本からは臨時列車としてリゾート列車を走らせていただきました。
今年も進化した行事となりました。「なまはげをやるために男鹿に住み続けたい」との若者が増えている気がします。嬉しい!
市長の主な予定(3月)
日程 |
内容 |
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22日(日曜日) |
市の記念日記念式典 |
23日(月曜日) |
八郎湖周辺清掃事務組合議会 |
24日(火曜日) |
秋田クルーズ振興協議会総会(秋田市) |
25日(水曜日) |
男鹿地区消防一部事務組合議会 |
更新日:2021年03月31日