男鹿市有形民俗文化財の新指定について

更新日:2023年07月24日

男鹿市では、文化財の保存および活用のため、市内に所在する文化財のうち、重要なものを男鹿市指定文化財に指定しています。このたび、男鹿市文化財保護審議会(会長:天野荘平)の答申を受けて、男鹿中地区の「杉下八幡神社の木造獅子頭」を新たに指定いたしましたのでお知らせいたします。本指定によって、男鹿市指定文化財は総計46件となります。

杉下八幡神社の木造獅子頭

杉下八幡神社の木造獅子頭について
名称

杉下八幡神社の木造獅子頭

1頭

所在地 男鹿市男鹿中滝川
種別 有形民俗文化財
指定年月日 令和5年7月24日

市内に現存する数少ない木造獅子頭で、唯一の紀年銘を持つものです。

上顎内面に彫られる陰刻から、宝永4(1707)年、百川村の板橋和久兵衛が製作したことがわかっています。

祈祷に用いられたものと考えられ、歯の摩耗も少なく、内外面の表現や塗りの状態も良好な保存状態を保っており、男鹿市の芸能、技術史を考える上で、貴重な資料です。

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