おがしじまん

 甘味(あまみ)が強(つよ)く果汁(かじゅう)が豊富(ほうふ)、そして独特(どくとく)の香(かお)りが特徴的(とくちょうてき)です。

 澄(す)んだ空気(くうき)とおいしい水(みず)で育(そだ)ったわかみのメロン。まごころのこもったその味(あじ)は、甘味(あまみ)が強(つよ)く肉厚(にくあつ)。漬(つ)け物(もの)にした加工品(かこうひん)も作(つく)られています。

 ハタハタは、荒(あ)れた日本海(にほんかい)に雷(かみなり)とともにやってきます。大波(おおなみ)に乗(の)って岸(きし)に近(ちか)づくハタハタの大群(たいぐん)は冬(ふゆ)の風物詩(ふうぶつし)であり、その味(あじ)は秋田(あきた)の名物(めいぶつ)として親(した)しまれています。はたはたずしは、ハタハタを米(こめ)とこうじと塩(しお)で漬(つ)け込(こ)んだものです。

 杉(すぎ)で作(つく)ったおけに、男鹿(おが)でとれた鯛(たい)や海草(かいそう)などの新鮮(しんせん)な魚介類(ぎょかいるい)とだし汁(じる)を入(い)れ、真(ま)っ赤(か)に焼(や)けた石(いし)を放(ほう)り込(こ)んで一瞬(いっしゅん)で煮上(にあ)げる郷土料理(きょうどりょうり)です。身(み)が引(ひ)き締(し)まった魚介(ぎょかい)の風味(ふうみ)と磯(いそ)の香(かお)りを楽(たの)しむ、男鹿(おが)ならではの豪快(ごうかい)な料理(りょうり)です。