セルフメディケーションを活用しましょう
セルフメディケーションとは
セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」(WHO定義)です。
セルフメディケーションを効果的に行うためには
まずは、自分の健康状態を知ることが大切です。毎年、健康診断を受診しましょう。
適度な運動やバランスのよい食事、十分な休養をとることで、病気になりにくい身体をつくりましょう。家庭でも体重や血圧などを確認し、その推移を記録しておくと、健康状態の把握に役立ちます。
しかし、健康管理に気を付けていても日々の忙しさから、頭痛や風邪などの体調不良を引き起こすこともあります。そのような場合は、OTC医薬品を上手に活用し、自らセルフメディケーションを図っていきましょう。
具体的には、風邪が重症化する前に風邪薬を飲む、小さな切り傷にばんそうこうを貼る、疲れた時にはビタミン剤を飲む、などが考えられます。
ただし、体調不良が続く場合やわからないことがある場合は、安易に自己判断せずに医師や薬剤師に相談しましょう。
OTC(Over The Counter)医薬品とは
薬局やドラッグストアなどにおいて、処方箋なしに購入できる医薬品のことです。
セルフメディケーション税制とは
平成29(2017)年から医療費控除の特例として、健康の維持増進及び疾病の予防への取組として一定の取組(健康診断の受診や予防接種など)を行った方が、OTC医薬品を購入した際に、その購入費用について所得控除を受けることができる制度です。なお、通常の医療費控除とは併用できませんので、ご注意ください。
申告方法や対象となるOTC医薬品などの詳細については、厚生労働省ホームページをご確認ください。
更新日:2023年07月31日