熱中症予防について

更新日:2023年08月28日

「熱中症」は、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態をさします。

屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。

熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気を気をつけるとともに、周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう

暑さを避け、身を守る

「熱中症警戒アラーム」発表時には、外出をなるべく控え、暑さを避けましょう

こまめに水分を補給する
・室内でも、屋外でも、のどの渇きを感じなくても
・こまめに水分・塩分、スポーツドリンクなどを補給しましょう

室内では
・扇風機やエアコンで温度をこまめに調節
・遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用

からだの蓄熱を避けるために
・吸湿性・速乾性のある通気性のより衣服を着用
・保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす

室外では
・外出時には日傘や帽子を着用
・天気の良い日は日陰の利用、こまめな休憩

熱中症の症状

・めまい、立ちくらみ、筋肉のこむら返り、生あくび、筋肉痛、大量の発汗

重症化した(熱中症の症状がすすんだ)場合の症状

・頭痛、嘔吐、虚脱感、倦怠感、集中力低下、判断力低下

熱中症が疑われる人を見かけたら(主な応急処置)

・エアコンが効いている室内や風通しの良い日陰など、涼しい場所へ避難させる
・衣服をゆるめ、体を冷やす(特に、首回り、脇の下、足の付け根など)
・水分・塩分、経口補水液(水に食塩とブドウ糖を溶かした)などを補給する

応急処置をしても症状が改善されない場合は、医療機関を受診しましょう!

自力で水が飲めない、応答がおかしい時は、ためらわずに救急車を呼びましょう!

ご注意

暑さの感じ方は、人によって異なります
その日の体調や暑さに対する慣れなどが影響します。
体調の変化に気を付けましょう

室内でも熱中症予防!
暑さを感じなくても室温や外気温を測定し、扇風機やエアコンを使って温度調節するよう心がけましょう。

高齢者や子ども、障害のある方は、特に注意が必要!
熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者です。
高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能が低下しており、暑さに対するからだの調節機能も低下しているので、注意が必要です。
また、子どもは体温の調節機能がまだ十分に発達していないので気を配る必要があります。

この記事に関するお問い合わせ先

健康推進課 健康班
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