男鹿半島新報

更新日:2021年03月31日

紙の色は茶色く変色しており、端のほうが破れている秋田半島新報 第1号(創刊号)の写真
男鹿半島新報について

名称

男鹿半島新報 (おがはんとうしんぽう)

所在地

男鹿市船川港船川字泉台66-1

指定年月日

平成31年3月19日

秋田半島新報 第1号(創刊号)

 昭和4年4月20日 刊行

 船川港町の武田茂一(たけだ もいち)氏が昭和4年(1929)に創刊した男鹿半島初の地域新聞です。
 当時、船川港築港でにぎわっていた船川港町や、半島での出来事を地域住民に伝えることを目的とし。
 創刊号の発刊の辞には一党一派にかたよらず、公正な報道を貫くという使命と、地域の発展に向けた報道を貫く決意が記されています。

 満州事変、太平洋戦争などで休刊を余儀なくされました。
 戦後、昭和29年に復刊され、昭和33年頃まで刊行したようです。

 指定となった男鹿半島新報は、昭和4~33年に刊行された235点です。

 創刊時は「秋田半島新報」、昭和5年11月から「半島新報」、戦後の復刊後は「男鹿半島新報」と名称を変えています。

 記事を見ると、当時の船川港町を中心とする情勢、行政の様子、農業、漁業、教育の動きや文化、娯楽の動向など様々な分野での当時の出来事が取り上げられています。また、新聞広告もすでに無くなった企業や商店が掲載されていて、当時の活気が想起されます。

 昭和期の前半の男鹿を知る上で貴重な資料です。

指定点数

  • 秋田半島新報  第1~48号
  • 半島新報        第49号~143号(50~86、110、132、144~316号抜け)  
  • 男鹿半島新報  第317~454号 (348、365、367、393、412、421、433号抜け、455号以降は不明)

 計235点

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電話番号:0185-24-9104(ジオパーク)
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〒010-0595
秋田県男鹿市船川港船川字泉台66-1
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