蝦夷錦九条袈裟(清松寺)

更新日:2021年03月31日

濃い青の生地に赤や黄色、緑でカラフルな龍が描かれた織物の写真
織物に描かれている龍をアップで写した写真
蝦夷錦九条袈裟(清松寺)について

名称

蝦夷錦九条袈裟(えぞにしきくじょうけさ)

所在地

男鹿市船越字寺後74(清松寺)

種別

有形文化財(歴史資料)

指定年月日

平成20年3月24日 市指定文化財

 蝦夷錦とは蝦夷地(北海道)を経由して伝わった中国清時代の官服や中国産絹織物のことで、北海道・東北を中心に80点ほどが現存しています。県内では10点が確認されており、袈裟・陣旗・陣羽織などとして利用されました。
清松寺のものは箱書きに、嘉永6年(1853)、九州の島津斉彬の父、斉興の菩提を弔うために永平寺へ寄進されたものの1つであることが記されています。また清松寺へは明治14年の開創の儀にあたり、永平寺から附与されたものであるとされています。

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