須恵器系壷

更新日:2021年08月05日

表面がこげ茶色で下に行くにつれて細くなる形の須恵器系壷の写真
壺を上から撮影しており、壷の口の左側の一部分か白くなっている写真
須恵器系壷について

名称

須恵器系壷

所在地

男鹿市船川港船川字泉台66-1(男鹿市)

種別

有形文化財(考古資料)

指定年月日

平成18年5月1日 市指定文化財

 この壷は昭和の初め、船川港双六地区の道路工事現場で発見されたものです。これは古代から須恵器の技術を継承し、中世に生産を開始した能登半島の珠洲焼(すずやき)の製品とよく似ており、日本海側の広い範囲に流通した製品、またはそれを模倣して生産された在地の製品と考えられます。製作年代は13世紀から14世紀第3四半紀と考えられており、火葬骨を納める骨蔵器(こつぞうき)としての用途が多いとされています。

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