石仏龕(せきぶつがん)

更新日:2021年03月31日

3枚の板状の石に囲まれた石仏龕の写真
石仏龕について

名称

石仏龕(せきぶつがん)

所在地

男鹿市戸賀加茂青砂字鴨86(加茂青砂集落)

種別

有形文化財(考古資料)

指定年月日

昭和58年2月21日 市指定文化財

 石仏龕(せきぶつがん)とは石室の中に仏像を安置したものをいいます。この石仏龕は三枚の岩を板状に加工して箱形に組み合わせ、その上に屋根石を載せています。前方に石の扉がついていたと思われますが、現在は欠けており、内部には肉厚8センチメートル、高さ23センチメートルの阿弥陀如来像が彫られています。年号は見られませんが、鎌倉時代の終わり頃の石造遺物と考えられます。現在のところ、県内でも類例のない貴重なものです。

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