双六のウミネコ繁殖地

更新日:2021年03月31日

海にある凹凸のある大きな岩の写真
双六のウミネコ繁殖地について

名称

双六のウミネコ繁殖地

所在地

男鹿市船川港双六地内(国)

種別

記念物(天然記念物)

指定年月日

平成7年2月23日 市指定文化財

 ウミネコは、カモメ科の鳥の中では比較的個体数の多い種です。かつては冬鳥で、男鹿では比較的波の静かな南磯が越冬地でありましたが、近年は周年生息するようになっています。1979年に双六の弁天島で営巣・繁殖が確認され、1990年頃からは、はなれ島においても営巣・繁殖が確認されています。1993年6月の調査では、個体数約200羽、完全な巣41個が確かめられており、双六地区が本県唯一の繁殖地でしたが、近年にかほ市の白雪川河口付近でも繁殖が確認されています。東北以北の日本海側の繁殖地は数カ所しかなく、学術的にも貴重です。

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