移住者インタビュー男鹿入門04

更新日:2021年12月02日

地域の人も安心して通える場所を目指して

男鹿加藤診療所外観

越川 智康(こしかわ ともやす)さん

東京都北区出身

 

脇本にある男鹿加藤診療所の院長。総合内科専門医、循環器専門医としての臨床経験を活かし、
患者さんの不安な気持ちに寄り添った診療を目指す。

 

男鹿加藤診療所ホームページ

秋田県男鹿市脇本脇本字下谷地39番地1

電話番号:0185-22-2001

 

【診療時間】
月・火・水・金
8時30分から12時、14時から17時
木・土
8時30分から12時
 

【休診日】
木曜午後・土曜午後・
日・祝日

 

男鹿加藤診療所内観
男鹿加藤診療所内観

Q.いつから男鹿市民になりましたか?

2019年10月から男鹿市に住みはじめました。

 

Q.ご出身と、男鹿市に移住した経緯を教えてください。

出身は東京都北区出身です。
現在働いている診療所は、以前、妻の親族が経営しており、その方から事業継承のお話をいただきました。引き受けたいと思い、移住してきました。

 

Q.地方での暮らしで困ったことはありましたか?

僕自身は特にないですね。わりとどこでも適応できるタイプです。(笑)
スーパーがあれば住むには困らないですね。
ごみごみしている所に住めないわけじゃないですが、賑やかなところよりは、こういうのどかなところが好きですね。

 

男鹿市内のすすき

男鹿にきてから

Q.以前住んでいた場所と比べて、男鹿に住んでみてよかったと感じる点はありますか?

地方で暮らす魅力

自然が多く、今住んでいるところは海まで近いのがいいですね。
以前は仕事の関係で、新潟県の長岡市に住んでいました。住んでいたところから海まで車で1時間弱ぐらいかかる場所でした。ここだと脇本海岸まで徒歩でいけるのがいいですよね。

 

男鹿市脇本海岸

 

小学3年生の長男が魚が好きで、よく釣りを楽しんでいます。家でもずっと釣道具を眺めています。
自然が身近なことは、子供にとっては良い環境だなと思います。

 

男鹿市寒風山

 

寒風山もいいですね。
患者さんからも、「海と山があって、男鹿はいいところだ」とよくうかがいます。
先日も子供たちと『親子自然体験 真山の里山探検』、『五里合梨がり&ジャム作り』、『滝の頭湧水トレッキング』に参加してきました。皆楽しかったと喜んでいました。

 

都会で暮らす魅力

地方は自然がたくさんあって暮らす環境はいいと思います。
自分自身が東京の都市部で育ち、感じたのですが、都市での暮らしは、学校の選択肢が多いのが、教育面でいい点かなと思います。
 

男鹿加藤診療所越川先生

Q.男鹿市に来て驚いたことはありますか?方言はすぐにわかりましたか?

皆さんわりと手加減してくれている感じがしますね。(笑)
なかには方言が強めの方もいますが、その時も分かろうと努めています。

 

Q.男鹿のお気に入りスポットはどこですか?

オガーレはよく行きますね!長男が魚が大好きなので、魚を見に行きます。
オガーレに行った時は、駅前の大型複合遊具もよく行きます。
男鹿水族館GAOもいきますが、長男は水族館の近くで釣りをする方がいいみたいですね。(笑)

 

道の駅おがなまはげの里オガーレ外観
男鹿駅前の大型複合遊具

Q.男鹿のお気に入りの食べ物はなんですか?

梨と鯛です。
五里合で梨狩りをさせていただきました。
鯛はお刺身が大好きです。塩焼きも、しゃぶしゃぶもおいしいです。

 

仕事について

2019年11月から男鹿加藤診療所(前:加藤診療所)の事業継承をうけ開業した越川さん。

男鹿加藤診療所内観
男鹿加藤診療所内観

Q.継承するにあたってすぐ決断されたんですか?

打診をされた時、引き受けたいと思いましたが仕事の内容より、お金の面が気になりましたね。
医学部を卒業してから、総合病院の勤務だったため、医師という仕事は変わらないですが雇用形態がかわるのでそういった点では悩みました。

 

男鹿加藤診療所越川院長

 

自分が雇われではなくなり給料制ではなくなるので脱サラみたいな感覚ですよね。
親子で継承というわけでもないので、前の経営されていた方との関係性などもありますし、
どのように経営していくかという点でもしっかり考えました。

 

男鹿加藤診療所診察室

Q.継承までの期間で準備されたことはありますか?

ぎりぎりまで、前の病院で働いていたので、特別な準備期間は、設けられませんでした。
新しく使う器具などの使い方を覚える必要はありましたが、
スタッフが、もともと働いていた方々だったので、その点は助かりました。

 

院名は変えてもらっていいと言われていましたが...

院名は、以前は加藤診療所という名前でしたが、『男鹿』をつけて男鹿加藤診療所に変更しました。
『男鹿』をつけることによって、地域で病院を探す時や、ネット検索をした際に、よりわかりやすくなるのではないかと思い、地域の名前を足しました。
 

男鹿加藤診療所内の窓際に並ぶフェルトで作った子供靴

Q.診療所で働くうえでこころがけていることはありますか?

日ごろから患者さんには自分の家族のように接したいと思っています。
地域の人も安心して通える場所を目指しています。

 

Q.今後の展望を教えてください。

診療所を人が集まる憩いの場になるような場所にできたら、理想的です。自分は喋ることが得意ではないので、何か出来る方にスペースを貸すなど、コロナが落ち着いたらそのようなことができるといいなと思います。

 

男鹿加藤診療所内の居間スペース
男鹿加藤診療所内の居間にある大人の塗り絵

 

一番大事なことは、患者さんの健康管理です。誰もが病気をせず元気でいてくれればいいなと思います。
個人としては、アウトドア好きな義父を見ていると、夏でも冬でも楽しそうで、自分もそのように一年間楽しむことができたらいいなと思います。
 

男鹿加藤診療所看板

男鹿に移住を考える人へメッセージ

町自体に、もう少し人が増えたらいいなと思っています。
自然も多く素敵なところなので是非、男鹿に遊びにきてください。

 

 

この記事に関するお問い合わせ先

企画政策課 移住定住促進班
電話番号:0185-24-9122
ファックス:0185-23-2922
〒010-0595
秋田県男鹿市船川港船川字泉台66-1
メールフォームによるお問い合わせ