スマート(賢明)、ウェルネス(安心)、シティ(まちづくり)首長研究会に出席しました。 「個人が健康で生きがいを持ち安全で豊かな生活を営むことができる社会」を「健『幸』社会」として、この実現に向けた首長の集まりです。 筑波大学大学院の久野譜也教授によれば、健幸都市のための健康づくりには、まちづくりが必要だとしています。歩いて回れる商店街や中心市街地の周りに住んでいる人の健康度が高いというデータがあります。 スマートウェルネスシティ構想は、健康のため「歩いて暮らせるまちづくり」を目指しています。 歩くことを基本とするまちづくりの成功例として、ドイツのフライブルク市があります。同市は1970年代は車があふれているまちでしたが、1979年に中心市街地への車の進入を規制し、快適な歩行空間をつくりました。同市は医療費がドイツの中でも最も安い地域の一つとなっています。 まちを歩くことによって、知っている人と出会い、あいさつをしたり話をしたりすることの積み重ねが地域のつながりを強化する効果もあります。 「健幸」に向け便利さだけを追求せず意識を変えることから始めましょう。75歳以上の高齢の方が増える社会は、車が無くても生活ができるまちづくりが必要となります。 東京都健康長寿医療センター研究所の青柳幸利運動科学研究室長によれば、要支援・要介護、認知症などの予防には一日5千歩を歩き、そのうち7分30秒は早歩きすると効果があるという調査結果が出ています。 久野教授の研究室では、まちを歩くことが一歩増えると、0・061円、医療費が抑制できると試算しています。仮に3万人の歩数が一日当たり2千歩増えると年間約13億円の医療費削減という計算になります。 これまで健康教室などに参加されなかった方々も、「健幸」長寿社会を目指し、まず、まち歩きの最初の一歩を踏み出しましょう。
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日 程 | 内 容 |
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1(月) |
五里合地区敬老会 |
2日(火) |
秋田県観光連盟理事会(秋田市) |
3日(水) | 船川地区敬老会 |
4日(木) | 北浦地区敬老会 |
8日(月) |
男鹿中地区敬老会 |
13日(土) |
若美地区敬老会 |
22日(月) |
戸賀地区敬老会 |
24日(水) |
脇本地区敬老会 |
27日(土) | 第5回JGN全国大会南アルプス大会(長野県伊那市) |
29日(月) | 椿地区敬老会 |
30日(火) | 船越地区敬老会 |
5日(金)~25日(木) | 男鹿市議会9月定例会 |