福米沢油田タイトオイル実証試験の現場を見学しました。 石油資源開発株式会社からの説明では、福米沢油田は昭和39年に発見され50年以上にわたって原油や天然ガスを生産しています。福米沢油田北部の油層は、シェールオイル(タイトオイル)層であり、埋蔵量に対する生産量が少なく回収率の改善が課題となっています。 由利本荘市でのシェールオイル実証試験は、国内初ということで全国的なニュースとなりました。 男鹿では、北米におけるシェールガス開発で活用されている水平井の掘削と、フラクチャリングと呼ばれる水圧破砕法を用いて油回収率の向上を目指す実証試験を行います。フラクチャリングとは、坑井内に圧力をかけることで地下の岩盤にごく細い割れ目(フラクチャー)を作り人工的に油・ガスの通り道を形成させるものです。 北米ではフラクチャリング技術により石油・天然ガスの生産量が急増し、天然ガスについては輸入国から輸出国に転じようとしており、シェール革命と言われています。 男鹿の実証実験は、国内のシェールオイルでは2例目ですがフラクチャリング方式では初めての試みです。 全国から首長が集まる会合で地域の話題を発表する機会がありますが、最近はフラクチャリング技術では最初のシェールオイルの実証実験が男鹿で行われていることをアピールしています。 地方創生は地域にあるものを活かすことです。男鹿の大地ではエネルギー供給源の多様化に向けた実験が行われています。岩盤に例えられる既成概念を打ち砕く発想が求められています。水圧破砕法によるシェールオイルの商業生産開始を期待しつつ、足元を見つめ直し男鹿創生を目指しましょう。
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日 程 | 内 容 |
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19日(木) |
全国漁港漁場協会理事会(東京都) |
20日(金) |
新入社員合同入社式 |
21日(土) | 市の記念日記念式典 |
23日(月) | 八郎湖周辺清掃事務組合議会 |
24日(火) | 男鹿地区消防一部事務組合議会 |
25日(水) |
男鹿地区衛生処理一部事務組合議会 |