全国市長会第3回「少子化対策・子育てに関する研究会」に出席しました。 自治体ごとに人口問題の事情は異なり、対策も地域の実情に合わせた独自なものとなります。 11月号で小学生に対する防災教育が「釜石の奇跡」を起こした例をご紹介しましたが、少子化対策も子どもの時からの教育が必要です。 妊娠や子育てに適した時期を示したライフデザイン(人生設計)を教わる機会が少ないと言われ、教育により子どもが結婚や子育てを前向きに考える機会をつくりたいと思います。 妊娠初期から子育て期にかけた「切れ目のない」支援については、先進的な事例としてフィンランドの「ネウボラ」が参考になります。 地域ごとに設置されている妊産婦や子育て家庭のための相談支援拠点のことで、専門の保健師が常駐し健診や予防接種、育児情報の提供などの窓口を一本化し継続的に相談に応じるサービスです。 「男鹿版ネウボラ」を立ち上げ子育てを応援したいと思います。 防災、人口問題だけではなく健康についても子どもの時からの教育が大事です。 男鹿市の「がん検診受診率」が県内でも低く、子宮がん、乳がんの受診率が全県で最下位になっています。 がん教育により「生命の大切さ」「がん検診の重要性」「がんとの向き合い方」を学ぶことができます。がん教育を受けた子どもたちが、家族にがん検診を受けるよう勧めてくれれば受診率の上昇が期待できます。 男鹿市は平成28年度に学校・家庭・地域が一体となり学校運営に参画するコミュニティ・スクールの全校導入に向け検討を進めています。 学校教育を通して子どもから家庭そして地域への教育も期待されます。 共に学び男鹿市全体で学習効果を上げることを目指しましょう。
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日 程 | 内 容 |
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14日(日) |
百川バイパス開通式 |
22日(月) |
八郎湖周辺清掃事務組合議会定例会 |
24日(水) | 消防一部事務組合議会定例会 |
25日(木) | 衛生処理一部事務組合議会定例会 |
28日(日)~30日(火) |
第4回なまはげカップ中学生バスケットボール大会 |
31日(水) |
市役所職員によるなまはげ行事 |
4日(木)~19日(金) |
男鹿市議会12月定例会 |