板碑(永和4年)
碑面に方形の線刻を施し、下方を半楕円形に彫りくぼめ、頭光身光の後背地蔵菩薩を陽刻しています。下に南北朝時代の北朝の年号である永和○(くにがまえに四)、四月(1378年)の紀年銘がかすかに認められます。像容の上部左右に種字を刻んでおり、上の種字は(阿弥陀)右に梵字音を持って(勢至)左に(観世音)と種字が銘記されています。(斉藤彦松博士推解)
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碑面に方形の線刻を施し、下方を半楕円形に彫りくぼめ、頭光身光の後背地蔵菩薩を陽刻しています。下に南北朝時代の北朝の年号である永和○(くにがまえに四)、四月(1378年)の紀年銘がかすかに認められます。像容の上部左右に種字を刻んでおり、上の種字は(阿弥陀)右に梵字音を持って(勢至)左に(観世音)と種字が銘記されています。(斉藤彦松博士推解)
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