名称 近世紀行文「鹿の細道」「雄鹿記行」
所在地 角間崎字家ノ下452 男鹿市教育委員会
種別 有形文化財(古文書)
指定年月日 平14.3.13 市指定文化財

 この 『鹿の細道』は江戸時代の漢学者である益戸滄洲(ますとそうしゅう)が宝暦4年(1754年)に10日間男鹿半島に来遊したときの紀行文です。
『雄鹿紀行』は吉川五明による著作で、吉川五明は俳人として名高く、奥羽四天王の一人とされています。これは天明元年(1781年)に来遊した際の紀行文です。これは益戸滄洲の男鹿来遊の27年後であり、巡るコースも益戸が旧若美町から北海岸に抜ける左周りなのに対し、吉川は脇本、船川、門前、北浦と右回りを取っています。いずれの紀行文も文学的な価値のみならず、当時の男鹿半島の風土を知る上でも重要な資料といえます。