市長だより 平成28年5月

   

 地域に眠っている宝物を掘り起し、まちおこしに繋げようと各自治体が頑張っています。

 ノロゲンゲという魚をご存じでしょうか。ゲンゲの由来は「下魚」。日本海での底曳網やズワイガニ漁に混獲され、古くは捨てられていたものでした。ゲギョが転じてゲンゲになったと言われています。県水産漁港課が発行している「秋田旬の地魚」にも載っていました。

 昨年11月に県が首都圏のシェフを招いて開催した白神ラムの賞味会で中華料理の食材として人気のある龍頭魚に似た魚として、ノロゲンゲが話題になったそうです。

 高級中華料理店のシェフが、ノロゲンゲを使いたいということから、藤里町の急速冷凍施設で冷凍後、男鹿のノロゲンゲがサンプル出荷されました。高級ホテルにも提供したところ好評であったため、本格的な取り引きに向け販売業者の方が男鹿を訪れてくれた際、お会いする機会がありました。漁業者の方によれば、漁獲量は多くないことから商売につながるかと心配しましたが、量が少ない方が希少価値があり、高く販売できるという前向きな発想でした。今回の出荷は急速冷凍設備も大切な要素とのことでした。

 ノロゲンゲのほか、ハタハタのブリコにも興味を示し、年内に首都圏の有名シェフを集めて男鹿産食材のフェアを都内で行う構想も紹介されました。

 底曳網やカニ漁に混ざり、捨てられてきた魚が中華料理向けの高級食材として出荷されることが期待されると共に、男鹿産食材の売り込みの機会にもなります。

 秋田県産食材の賞味会で、たまたまシェフからノロゲンゲを話題にしていただき、サンプル出荷まで進んだのは幸運でした。これからは市民自らが素材だけでなく、食の由来や調理法など、男鹿の食の文化に市民の思いを込め、付加価値を高めるよう売り込んでいきましょう。

 

 

 
 

市長の主な予定(5月)

日 程 内  容

4日(水)

にっぽん丸寄港歓迎セレモニー

10日(火)

東北地区港湾整備促進協議会通常総会(福島県)
13日(金) 八郎湖水質対策連絡協議会(潟上市)
17日(火) ねんりんピック秋田2017 男鹿市実行員会設立総会/総合教育会議  
18日(水)・19日(木) Smart Wellness City 首長研究会(茨城県)
23日(月) 県・市町村協働政策会議(秋田市)
24日(火) 東北市長会総会(宮城県)
25日(水) チャレンジデー2016
26日(木) 市総合防災訓練
28日(土)・29日(日) 男鹿半島なまはげライド2016