市長だより 平成27年7月

     

      

 全国市長会「少子化対策・子育て支援に関する研究会」は、報告書をまとめる段階となりました。人口減少傾向のなかで、合計特殊出生率が高い自治体をアンケート調査した結果、3つの要因が挙げられます。

⑴地域コミュニティの充実

 出産・子育てが地域に根付いており将来に向けライフデザインの教育機能を果たしていること。

⑵育児支援が受けられる親族などの存在

 2世代・3世代同居が多い自治体や、核家族化しているが近くに子どもを預けることができる両親や祖父母、友人・知人のネットワークがあること。

 ちなみに男鹿市では親元「近居・同居」支援として、市外から移住する子育て世帯の住宅に関わる費用を一定期間応援しています。

⑶子どもへの高い関心

 出産・入学・成人を地域でお祝いする文化が地域の風土となっていること。

 市町村の合計特殊出生率上位30位の県別では鹿児島県が12自治体、沖縄県が11自治体となっています。

 合計特殊出生率全国1位は、2・81の鹿児島県徳之島伊仙町で「長寿・子宝のまちづくり」を標ぼうしています。

 伊仙町や合計特殊出生率が高い自治体で出生率に寄与している事業について調べましたが、医療費・保育料の減免など他の自治体と比較し特段の施策は実施していません。

 人口減少対策として、これをやれば有効という施策は確認されていません。伊仙町では「授かりものである子どもはすべての人にとって宝」という精神文化が根付いていることが、高い出生率につながっていると報告されています。

 倫理観・家族愛・郷土愛を育むナマハゲ文化を、地域で子どもを育てる子宝文化につなげるよう、時間はかかりますが努力を続けましょう。

 

  

 
 

市長の主な予定(6月)

日 程 内  容

4日(木)

全国漁港漁場協会総会(東京都)

6日(土)

日米友好の木ハナミズキ植樹式
9日(火)~10日(水) 全国市長会(東京都)
10日(水) 日ロ沿岸市長会通常総会(東京都)

28日(日)

男鹿市消防団消防操法大会

中旬~下旬(予定)

男鹿市議会6月定例会