市長だより 平成22年11月

 神戸市で開催された「全国都市問題会議(全国市長会等主催)」に出席してきました。この会議での基調講演やパネルディスカッションの中から気付いたことを紹介したいと思います。

自治体の危機管理」というテーマでは、日本の基礎自治体には他の国に見られない問題があるとして、日本の住民は政府や行政を批判しながら結局は行政依存であることがデータから報告されました。
事故や災害の規模が大きくなればなるほど、「公助」は頼りにならず危機管理は「自助」が原則となるとの指摘です。

災害時の「自助」対「共助」対「公助」の比率は、7対2対1となることを認識し、自助意識を高めることが求められます。

危機管理は設備ではなく、究極的には「人」の問題という考えから、危機に対する「意識」「認識」「知識」に「組織」の「四識」を向上させる仕組みを定着させることが必要であるとしています。
また、「都市の安全・安心」というテーマでは、地域の力を5つの軸から分析しています。

  1. 多様な住民参加
  2. イベント活用
  3. 組織の自律力確保
  4. 地域・テーマへの興味・愛着
  5. あいさつ

神戸市自治会や神戸市民へのアンケート調査では、5つの軸が活発な所ほど安全が確保されているという結果が出ていました。
「割れ窓理論」(建物の割れ窓といった些細なことが放置されていると、地域の深刻な治安悪化をもたらす)も紹介されました。これは、ゴミが捨てられたままにしているとどんどんゴミが増えますが、常に清掃していればゴミは捨てられにくいことにもつながります。
危機管理や地域の安全・安心のためには地域における人の「つながり」が重要となります。
自主防災組織の立ち上げも日ごろの地域活動の延長線上となれば顔が見え強固なものとなります。
イベントの開催や変更の広報も災害時の情報伝達訓練につなげなければと講演を聞いて考えていました。 
日常的に些細なことを積み重ね、安全・安心な男鹿市を築いていきましょう。

ジオパーク推進協議会臨時総会にて(写真左:秋田大学名誉教授 白石建雄氏、写真右:大潟村長 髙橋浩人氏

市長の主な予定(11月)

日 程 内  容 場  所
1日(月) 船川地区市政懇談会 市役所
戸賀地区市政懇談会 戸賀出張所
椿地区市政懇談会 椿市民センター
2日(火) 防衛省東北防衛局訪問 仙台市
3日(水) 市民文化祭 市民文化会館
4日(木) 企業訪問 大阪市
5日(金) 行政改革推進委員会 市役所
定例記者会見 市役所
6日(土) ちびっ子スポーツの集い 総合体育館
若美地区ふれあい祭り 若美コミュニティセンター
温泉熱コミュニティ利用フォーラム ハートピア
7日(日) 男鹿北駅伝競走大会 北浦地区
8日(月) 春日井市訪問児童報告会 市役所
11日(木) 知事と市町村長との行政懇談会 秋田市
12日(金) 戸賀地区ひとり暮らし高齢者交流会 温浴ランド
14日(日) 家庭バレーボール大会 若美総合体育館
16日(火) 秋田地域「移動振興局」 市役所
18日(木) 秋田県過疎地域自立促進懇談会 東京都
19日(金) 男鹿駅伝実行委員会総会 市役所
20日(土)・21日(日) 秋田船方節 市民文化会館
25日(木) 自治体病院全国大会地域医療再生フォーラム 東京都
29日(月) リッチセミナーin TOKYO 東京都